エチレンガスの植物への影響

 

報告者 赤坂 笹村 杉木 水尾

 

 

目 的     未熟バナナとリンゴをいっしょに入れておくとバナナが成熟することに疑問をもち、その原因であるエチレンについて調べた。

 

 

実験1     青バナナとリンゴをいっしょに入れ、密閉し、変化を観察。

結 果     三日後からリンゴといっしょのバナナは明らかに黄色くなり、一週間後には食べることができた。リンゴと青バナナの袋からはエチレンが検出され、青バナナのみの袋からは検出されなかった。

 

実験2     熟したリンゴ、バナナのエチレン発生量を比較した。

結 果     両方から高濃度のエチレンが検出されたが、特に、リンゴからはかなりのエチレンが検出された。

 

実験3     傷(ここでは四分割にした)をつけたバナナやリンゴと丸ごとバナナやリンゴを用い、エチレンの発生量を比較した。

結 果     二時間後まではバナナ、リンゴともに切ったものと丸ごとでの濃度の差はなく、三時間以降からは切ったほうの濃度が高くなった。

 

実験4     果実の部分によるエチレンの発生量は異なるのか比較した。

結 果     バナナは果肉から、リンゴは皮からエチレンを多く発生している。

 

 

考 察     エチレンをうまく利用すれば、身の回りの果物や野菜の成熟をコントロールできる。たとえば、キウイとリンゴを一緒に入れておくとキウイが熟し、軟らかくなり、甘味が増す。逆にリンゴはキウイといっしょにしておくと保存期間がのびる。